「犯罪被害者支援県民のつどい」に参加【大宮東支部】 – https://keiyu110.org/activities/entry_13340/

「犯罪被害者支援県民のつどい」に参加【大宮東支部】

2017年11月13日 更新

大宮東支部では11月11日(土)午後、さいたま市民会館浦和ホールにおいて開催された埼玉県、埼玉県警察、(公社)埼玉県犯罪被害者援助センター主催の「犯罪被害者支援県民のつどい」に木村支部長以下6名の会員が参加しました。

「県民のつどい」は、埼玉県知事(代理)、鈴木警察本部長、澤崎埼玉県犯罪被害者援助センター理事長の挨拶、来賓紹介が行われた後、第1部表彰式が行われました。表彰式では、命の大切さ・被害者支援等に関する感想文の部で埼玉県知事賞(小学・中学の各部最優秀賞)2名等、「命の大切さを学ぶ教室(あおいとり)」の感想文の部で埼玉県警察本部長賞(小学・中学・高校の各部最優秀賞)3名等の表彰が行われ、その後、知事賞と警察本部長賞を受賞した5名による作品発表が行われました。

第2部では、毎日新聞記者 川名壮志氏による「犯罪被害者と隣人」と題する基調講演が行われました。

川名氏は、事件発生当時、毎日新聞佐世保支局に勤務する入社4年目の記者でした。3階建ての局舎は、1階が駐車場、2階が仕事場、3階は支局長一家の住まいで、一家と一緒に夕食を食べたり、焼酎を飲み交わすことも。ランドセル姿で2階の仕事場に「ただいま」と帰ってくる支局長の長女怜美(さとみ)さんとも親しかった。

こうした中、2004年6月1日、怜美さんが同級生にカッターナイフで首を切られ殺害されるという「佐世保小6同級生殺害事件」が発生。

「怜美が死んだ」、支局長から川名氏に電話が入り、以後、取材活動が始まる。川名氏は、その経過を説明する中で、被害者の「身内」側と新聞記者という相反する立場に葛藤した自身の体験を通して「当事者でないからこそできる支援もある」と強調しました。

第3部はミニコンサートで、県警察音楽隊による演奏等が行われ、定刻に終了しました。

プリムローズ有朋