列島縦断防災・減災公開講座【川口支部】 – https://keiyu110.org/activities/entry_17785/

列島縦断防災・減災公開講座【川口支部】

2018年10月2日 更新

支部の渡邉支部長は、日本防災士会の認証資格を有する「防災士」であるため、9月29日(土)、都内江戸川区小松川区民会館において開催された日本防災士機構(会長 国松孝次元警察庁長官)主催、東京地方郵便局長会・日本防災士会共催の「列島縦断防災・減災公開講座in東京=首都水没と風水害への備え~西日本豪雨災害を教訓として~」に参加し、関東から集まった「150名」とともに、風水災害対策の知識、情報の利用、普及・啓発を研究しました。

第一部

挨拶

日本防災士機構理事長 高田 恒(元消防庁次長)

(基調講演)「首都水没と風水害への備え~西日本豪雨災害を教訓として~」

伊藤 みゆき(気象予報士・NHKラジオ気象キャスター・埼玉県出身)

  • 「猛烈な雨」の回数が増加中・日本の気温、上昇傾向・近年の大きな気象災害・2017年以降の大きな災害
  • 気象庁からの情報に注意・事前にできる気象現象・台風情報の見方・台風の階級、コース・西に進んだ台風・台風で記録的高波(高潮)
  • 記録的短時間大雨情報・大雨特別警報・気象情報と避難活動・局地的な激しい現象増加傾向・前兆把握危険度分布を活用
  • 暑さも気象情報・習慣情報は信頼度チェック・長期的な天候不順・「いざ」というときのラジオ・自分が周囲に伝達する場合

等々をパワーポイントにて具体的に説明し、まとめとして、「災害発生のサインを察知(天気予報・空の変化)・災害に関する情報を自ら取る(注・警報、気象情報、レーダー・災害に備える(避難持ち出し品、備蓄)・伝える側の心得(言葉選び、話し方、タイミング)等を力説していた。

第二部

防災士は語る

日本防災士機構事務総長 橋本 茂

防災士活動事例発表

  • 災害時・平常時の活動(八坂駅前郵便局長 川村 要 防災士)
  • 防災減災の取組(村山郵便局長 波田野 克典 防災士)
  • 保育園での防災活動(都内保育園園長 工藤 薫 防災士)
  • 防災士会江戸川支部の活動(NEC社員 堀 格 防災士)

閉会の挨拶

日本防災士会会長・日本防災士機構理事 浦野 修

  • 基調講演、活動事例の発表とも「過去の数々の教訓を元に全ての人に教え伝え、子供・高齢者等にも訓練、伝達・浸透させ如何に自分の命を守るか?そのために備えることは何か?他の地域のことで、自分の所は問題ないと安易に考え、災害教訓等真剣に考え備え準備している人は、全国でも僅かに二十数パーセントに過ぎない。これでは?そのためにも防災士を中心とした皆さんの取組や力が重要である。」と強調。
  • また、「ラジオの活用も重要です。スマホ等から最新の情報と、気象庁の情報等々が直ぐに入手できるが、それを理解する力も必要である。」とも強調。
    本日の公開講座を通じ、今後の自治会活動等の地域貢献活勁に活用させていただくとともに、いつ来るか不明の災害に備え、初動対応や自分・家族・近隣の命を守るため、地域防災力の向上等を目指していきます。

警備・総合ビル管理・人材派遣のアシマ株式会社(さいたま市・川口市・川越市)