防災訓練に参加【大宮東支部】
2019年1月29日 更新
大宮東支部では、大宮東警察署の要請を受け1月28日(月)午前中、同署において行われた「平成30年度大宮東警察署防災訓練」に副支部長以下6名のOB災害協力員が参加しました。
同訓練では、午前9時に参集報告を行った後、一般社団法人災害救援協会代表理事久野浩司氏を講師に迎え「災害は現場で起きている。自分が災害に直面した時にどう動く!」と題して講演が行われました。
久野氏は、平成16年10月新潟中越地震をはじめ同23年3月東日本大震災、同27年9月常総市豪雨災害、同28年4月熊本地震、同29年7月九州北部豪雨災害、同30年7月西日本豪雨災害の現地に入りボランティア活動に従事、その過程での反省教訓事項を取り上げて説明。中でも
- ボランティアは大勢集まるが、ひたすら待たされるばかりで、活動ができない。(対策本部の統制がうまく取れていなかった。)
- 民間の無線機は電波が弱く効果的な活用ができない。(アンテナを高くしたが通話距離には限界がある。)
- 機動力のあるバイクを現地に持ち込み、効果的な活動ができた。
等を強調しました。
午前10時からは会場を道場に移して救急法実技演習、同10時45分から災害協力員のみ訓示室に移動し、警備課長より「災害協力員へのお願い」として、「災害発生時の支援要請」、「参集時における活動要領」、「参集場所等における活動要領」、「発生2日目以降の活動要領」等についての説明を受け、改めてその認識を共有することが出来ました。同11時から同災害救援協会の資器材を見学、その説明を受けて、防災訓練は同11時30分に終了しました。