「自治会総合防災訓練」に参加と指導助言【川口支部】
2019年11月14日 更新
支部では、11月10日(日)、川口市末広一丁目第一公園において開催された、「令和元年度自治会末広一丁目町会総合防災訓練」に渡邉支部長が出席し、参加者55名と共に訓練を実施した。訓練指導は、川口消防署南平分署の消防士4名の指導を受けながらの訓練であったが、防災士の認証資格を有する渡邉支部長は、自ら訓練をしながら訓練者に、個別に指導や助言をした。
本総合防災訓練は、先の台風19号での避難場所を、「○○公民館を○○中学校体育館」と誤って指示をした防災部の反省を踏まえ、災害と豪雨との避難場所の違いの教訓を再認識するとともに、当自治会としては十数年ぶりの防災訓練を実施。特に今回は、首都圏直下の大地震が発生したと想定し、各人が自宅から第一避難場所(第一公園)までの自主緊急避難・その後火災発生での初期消火訓練・負傷者の応急救護訓練を実施した。
自主緊急避難訓練
各人が、自宅から徒歩にて避難場所(末広一丁目第一公園)まで参集し、受付、負傷の有無を報告した。
初期消火訓練
最初に、消防士による消火器の使用方法「一ピン・ニホース・三レバー」を聞き、その後消防署が準備した、消火器(水消火器)を使用し、3名1組で初期消火訓練を実施した。
負傷者応急救護訓練
消防署が準備した、三角巾の活用方法の説明を聞き、2人1組で、前腕部負傷の吐血方法、前額部負傷の救護使用方法を訓練した。
講評
最後に、消防士の講評があったが、
「今後30年以内に、70パーセントの確率で、首都圏直下型地震が発生すると予想されている。その時に自分・家族・近隣の生命を守るためにどうすべきか。命を守るためどう行動するか考え・・・」
と講和中、「消防本部から、荒川で水難事故発生の緊急出動・・」との無線通報での緊急通報が発令されたことから、消防担当者は、即、消防車に乗り込み、サイレンを吹鳴し緊急走行で現場急行した。
炊き出し訓練
自治会婦人部の、炊き出し訓練が行われ、参集者全員が、アルファ米を試食し、解散した。