狭山警察署総合防災訓練への参加について【狭山支部】
2023年9月11日 更新
関東大震災の発生から100年となる今月、9月6日(火)には、狭山警察署裏駐車場において、令和5年度狭山警察署総合防災訓練が実施されました。
同訓練には、警察OB災害協力員として委嘱を受けた狭山支部会員石垣支部長以下5名が招集され、署員と合同訓練を行いました。
訓練に先立ち小林直之警察署長から「大規模災害が発生した場合には、危機管理意識の高いOBの皆さんの視点で把握した街の被災状況等の情報を寄せていただきたい。」等と改めて協力員の任務に関するお言葉をいただいた後、狭山消防署員のご指導の下、起震車による地震の揺れ、煙体験テントによる視覚、AED及び水消火器の使用についてリアル体験し、改めて、自分の身を守ることの大切さや器具の適切な使い方などを学ばせていただきました。
また、消防隊員からは、フラッシュオーバー(flashover)現象とバックドラフト(backdraft)現象に関する貴重なお話(黄色い煙が出るとその後間もなく熱風を浴びて被災することとなるので不用意に近づかないこと)を聞かせていただき有意義な訓練となりました。
VR体験車の前に集合したOB災害協力員
左から 坪・石垣・石井・木谷・浅瀬
当日、VR眼鏡は使用しませんでした。
当日、VR眼鏡は使用しませんでした。
起震車
東日本大震災による揺れ「震度7」を体験し、予想以上の揺れに驚きでした。支える腕に力が入りました。
煙体験テント
テント内の視界の悪さは写真のとおりで、どれくらい周囲が見えにくくなるのかということを知ることができました。
AED
署員から「心臓マッサージ」の任務を受け、連携して救助訓練を行ったOB災害協力員は、1分間に100~120回の速さの胸部圧迫を刻むためには「童謡、手のひらに太陽を」のテンポが丁度良いと語っていました!?
水消火器(事前説明)
消化活動は、「火事だ」と大声で周囲に知らせた後、
- 「ピ」:ピンを抜く、
- 「ノ」:ノズルを火に向ける。
- 「キ」:距離を取る。
- 「オ」:押す
という手順であることを覚え、鼻高々「ピノキオ」となりました。