「上尾警察署テロ対策訓練｣への参加活動について【上尾支部】

訓練参加者集合・整列状況（上尾警察署長の挨拶）

上尾支部では、11月30日（水）、上尾市内のショッピングセンター「アリオ上尾店」イベント広場において開催された「上尾警察署テロ対策訓練」に茅根支部長以下9名が参加しました。

上尾警察署では、2020年東京オリンピック、パラリンピック競技大会を見据え「テロを許さない街づくり」の実現に向けて、平成28年10月3日、上尾、桶川、伊奈消防署、上尾市、桶川市、伊奈町の行政機関、自治会、民間企業団体、その他関係団体等からなる上尾警察署テロ対策「彩の国」ネットワークを設立、その後、初めての官民合同訓練を実施しました。

訓練には、上尾警察署員のほか、上尾市、桶川市、伊奈町の消防職員、自治体関係者、自治会関係者、民間企業関係者等約130名が参加しました。

訓練開始に先立ち、上尾警察署長、上尾消防署長の挨拶と訓練説明、諸注意が行われ、その後、想定に基ずく訓練が行われました。

訓練内容は、「イベント会場にトラックが突っ込み、爆発音が鳴り、負傷者が出た。トラックを運転していた男が、店内に逃げ込み爆発物を仕掛けた。また、会場上空にドローンが突如現れ、ドローン操作していた男を確保し、積載していた内容物を調査、確認する」との想定のもと、警察官、イベント会場警備員による避難誘導訓練、パトカー、白バイによる立入規制、先着警察官から消防への情報の伝達訓練、防護服を着装した消防隊員と警察官の連携による不審物件の回収、調査、確認処理、負傷者の救出及び搬送訓練などが行われました。

訓練参加支部員一同

支部員は、現場に居合わせた市民として、避難誘導訓練に参加しました。

今回の訓練は、参加者全員がそれぞれ各訓練に真剣に取り組んでおられましたので、関係機関との連携を確認する良い機会ともなり、今後、一層、官民が一体となり、テロに対する危機意識を共有、通報体制、テロ発生時における連携体制の強化が図られるものと思い、支部としても更なる支援をしていくこととします。