「拉致問題を考える川口の集い」に参加【川口支部】
2018年1月19日 更新
日本国(安倍内閣)の最重要課題の一つである北朝鮮の拉致問題は、ミサイル発射や核実験等の北朝鮮の脅威を含めて暗礁に乗り上げている状況であるが、川口市からも拉致被害者「田口八重子さん」と特定失踪者「藤田進・井上克美·新木章・佐々木悦子さんの4人」の計5人(別添資料)が要ることから、1月13日(土)、主催:川口市、後援:埼玉県等の「拉致問題を考える川口の集い」が、川口市内のフレンディア(キュポ・ラ四階)で開催されたので、日本国民として早期の帰国実現を要望のため、渡邊支部長以下3人が当「集い」に参加した。
当集いには、満席の350名を超え立ち見の参加者もおり、NHK(13日・土曜、午後7時からのニュースで放映)・読売新聞(14日・日曜、新聞記事―別添)・埼玉新聞(14日・日曜、新聞記事―別添)・日テレ等報道各社も大勢参列し、関心の深さと重要性が認識された。
内容
開会あいさつ
奥ノ木川口市長・若谷川口市議会議長
第一部
講演
荒木和博氏=特定失踪者問題調査会代表・拓殖大学海外事情研究所教授)
「北朝鮮情勢と拉致被害者の救出」~どうなっているのか、どうすべきなのか~
昨年来の日本海沿岸での北朝鮮の船舶の座標には、間違いなく工作員が乗船、感染症、武器を持っていた者、英文のジャケット、革靴もあった。それは工作員等が上陸した可能性を証明しているし、北朝鮮で何らかの異変が起きていることである。
38か所の日本への工作員の上陸ポイント・・・。
米と北朝鮮が戦争になったら日本の米軍基地・自衛隊基地が破壊:それはエ作員が手引することになる。
今が危機、ピンチをチャンスと捉え、今こそが救出の時である。
川口市が5人の拉致・特定失踪者がいたのは、手引した工作員がいたからである。
今月23日からオランダのハーグを訪問し、546人の拉致被害を国際刑事裁判所(ICC)に告発する。
と力説していた。
拉致被害者・特定失踪者ご家族の紹介=「田口八重子」さんの兄・姉・長男、特定失踪者「藤田進」さんの兄等10人挨拶。
第二部
講演~「拉致被害者家族の訴え」~
- 飯塚繋雄氏(拉致被害者家族会代表・田口八重子さんの兄)
- 飯塚耕一郎氏(拉致被害者家族会事務局次長・田口八重子さんの長男)
が、「米大統領は理解を示し、解決の努力をすると明言したことは大きなことで、解決の機運は増している。四0年間帰ってこない、不作為があったのではないかと考える。被害者や家族の高齢化で家族には時間がない。真の解決は今年以外にはない。日本政府は拉致問題を主体的に独自の解決に努力してほしい。家族が健康な内に再開できるよう、今年こそ帰国させて解決してほしい。」等々と、北朝鮮の現状と拉致被害者12名、特定失踪者883名の早期帰国実現を訴えた。
合唱
拉致問題を考える川口の会・川口市立県陽高校音楽部合同合唱団
「あなたを忘れない」・「ふるさと」
閉会挨拶
拉致問題を考える川口の会代表 前原博孝
その訴えを聴講した者は、涙ぐむ者や盛んに拍手する者等々盛大、成功裏に終了し、大半が署名、募金、激励等をして、より一層の早期帰国実現が叫ばれていた。
支部長自身も、現職時、外事替察・スパイ事件に従事した経験から深い思惑を持ち、早期帰国を願っている一国民でもある。