第68回社会を明るくする運動行田地区大会の開催状況【行田支部】
2018年7月11日 更新
開催日時
平成30年7月8日(日)13時30分より16時00分まで
開催場所
行田市教育文化センター「みらい」
開催名称
第68回社会を明るくする運動「行田地区大会」
主催者
行田地区推進委員会
行田支部からの参加者
伊藤支部長以下9名
開催状況
- 開催目的
- 開催結果
- 内閣総理大臣のメッセージ朗読
- 来賓挨拶(行田市長、行田警察署長等の挨拶)
- 参加協力機関・団体の紹介(福祉協会行田支部等)
犯罪や非行の防止と、過ちを犯した人の立ち直りについて理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な地域社会を築こうとする運動です。
行田地区大会は、第一部
の順に開催されました。
市長は、『7月は社会を明るくする運動の協調月間として、全国的に展開しています。近年、少子化が進んでコミュニケーションが希薄になり、諸問題が多発しています。幸い行田市は皆様のご協力により、安心安全な街づくりを強力に推進して頂いていることもあり、特に問題もなく大変感謝しているところであります。』等と挨拶しました。
また、奥署長は『平素、警察活動全般に渡りご協力を頂き、この場を借りて感謝申し上げます。行田署管内の刑法犯は、昨年に比べて減少しておりますが、いわゆる特殊班と言われる振り込め詐欺は、6月末現在で10件と増加傾向にあります。また、少年非行についても増加の傾向にあり、アルバイト的な感覚で犯罪を犯している傾向にあります。皆様が安心安全して暮らせる街づくりを目指し、パトロールを強化しておりますが、犯罪防止には皆様のご協力が必要です。』等と挨拶しました。
二部は、関東交通遺族の会代表の小沢樹里さんによる、「犯罪被害者のその先」と題しての講演が行われました。
小沢さんは、10年前に熊谷市佐谷田地内で発生した、9人死傷交通事の被害者の親族で、義理の両親を亡くされ、双子の弟、妹が重傷を負い、今でも懸命にリハビリをされているとのことでした。小沢さんは、被害者親族としての立場を切々と訴えられておりました。
また、加害者に対する憎しみを何時までも持っていてはだめで、加害者にも社会復帰出来るための諸活動も実施しているとのことでした。
小澤さんの講演は非常に胸を打つ内容であり、我々もその立場になったらどのように対処したらよいのかと、改めて考えさせられました。
福祉協会行田支部では、協力団体の一団体として、毎年、多数の支部員を参加させ、他の機関・協力団体と犯罪や非行のない安全で安心な地域社会を築く運動を実施しています。
更に、当支部員である若林良一氏、菊地三雄氏、山崎正睛氏の三名が保護司として活躍されてり、今回の地区大会でも、昨年に引き続き、更生保護相談室を開設し、悩み等の相談を行っております。