警察・消防合同水難救助訓練への参加について【大宮西支部】
2018年9月19日 更新
訓練目的
大宮西警察署管内は、西に荒川・東に鴨川を抱え、台風等による河川の氾濫が危惧されており、家屋浸水等の冠水時に、救命ボートを使用して住民の救助活動を実施する必要性が認められることから、救命ボートの組立・使用方法の習熟、警察と消防、OB災害協力員との連携の強化等を図ることを目的として実施されたものである。
訓練日時
平成30年9月14日(金)午前8時45分から正午までの間
訓練場所
さいたま市西区大字植田谷本地内、荒川水域左岸冶水橋ポイント活動拠点
訓練参加団体及び人員
- 大宮西警察署 齋藤署長以下15名
- さいたま市西消防署 田中署長以下15名
- OB災害協力員 門倉支部長・東山災害訓練担当理事以下9名
訓練概要
当日は、早朝から雨模様であったが、幸いにも、訓練当初のみ小雨が若干パラついた程度で、その後は曇りのまま訓練が実施できた。
午前8時45分、当支部員は、警察署の裏庭に集合し、齋藤署長及び警備課員から挨拶や訓練に関する説明を受けた後、訓練参加署員や資機材とともに訓練場所に向かった。
午前10時、訓練場所に整列し、齋藤警察署長及び田中西消防署長の挨拶を受けた後、下記の訓練を実施した。
- 初動訓練(舟艇組立2艘<警察・消防>及び舟艇操作訓練)
警察のアルミ舟艇及び消防のゴムボート - 浮標設定訓練及び舟艇誘導訓練<消防>
目撃情報に基づく浮標設定及び舟艇誘導 - 護岸からの救助訓練<警察>
警察官が岸から浮環(ふかん=ロープ付き浮き輪)を投げ救助。 - 舟艇内への要救助者収容要領<消防>
浮標設定付近の捜索及び要救助者をゴムボートに救助。 - 想定訓練<警察・消防>
要救助者が2名いるとの想定で、初めに警察官による護岸からの救助訓練を実施した後、消防署員による浮標設定訓練を実施して終了した。
現場取材の報道機関
当日、テレビ関係では、TBS、テレビ埼玉及びJ-COM(ジェイコム)が訓練状況の録画と取材、新聞関係では、埼玉新聞記者が写真撮影と取材を行っていた。
齋藤大宮西警察署長の挨拶状況
アルミ舟艇の組立状況(警察)
アルミ舟艇操作訓練~
河川着水状況(警察)
浮標設定訓練(消防)
護岸からの救助要領(警察)
ゴムボート内への
要救助者収容要領(消防)