今知ってほしい災害対策セミナーへの参加【川口支部】
2018年9月21日 更新
先般の西日本豪雨災害や台風等の地球温暖化に伴う災害が何時発生してもおかしくない昨今において、過去の災害を教訓に我々は日々知識を深めていく必要がある。川口市内も、二百年に一度、荒川が氾濫した場合は、南部を中心に4メートル余の浸水深となり、本年の岡山県倉敷市同様の莫大な被害が発生する旨ハザードマップに登載され、市内の電柱に3及び4メートルの赤い線が付き浸水深との目印がついている。そんな情報から、九月十八日(火)、川口市所在「キュポラ広場4階・フレンディア」において川口市共催、埼玉県宅地建物取引業協会川口支部主催の「今、知ってほしい災害対策」のセミナーが開催されたことから、渡邊支部長は、市内から集まった「一〇〇名」とともに、災害対策の知識、情報の利用、普及・啓発を研究しました。
講師 天達武史(気象予報士・フジテレビ・とくダネ・気象キャスター)
冒頭に、先般の西日本豪雨災害、北海道南西部大地震について説明して、日本各地でこの様な災害は、今後も起こる等々と語り、
- 一日の寒暖の差が十五度以上になると、人間の自律神経が乱れイライラして、「夫婦喧嘩注意報」が発表されている。
- 過去百年あたりの気温上昇は、日本一、一度、東京三、二度で、全国の紅葉も二週間程度遅くなってきている。
- 西日本豪雨災害は、大量の水蒸気と停滞した梅雨前線(線状降水帯)が原因で、今後も日本各地で起こる可能性がある。西日本豪雨規模の雨が川口市で降れば、間違いなく荒川が氾濫し大災害になる。
- 豪雨時の避難の際は、動きやすい服装で、持ち物はリュック、長靴より紐付きの運動靴で早めに避難場所へ避難(水平避難)、外に出られなければ二階で崖から離れた場所に避難(垂直避難) をしてほしい。
- 雷が鳴った場合は、迅速な行勁をとり、頑丈な建物に避難するか、止むを得ない場合は、「雷しゃがみー足を閉じ耳を押さえる」をすること。
- ニ千百年の未来の天気予報は、関東(川口市)は、四十四度、大阪は四十五度等極めて熱くなる沖縄は海に囲まれているので三十九度程度である。
- 台風は、今後より大型化、猛烈化し、八百代ヘクトパスカル・風速九十メートル以上のものが日本列島に来襲するでしょう。
等々質問形式で笑いを交えて語り、CO2を如何に削減するか(植物や水はCO2を吸収してくれる)、個人としても植木や、緑のカーテンを増やす、自然エネルギーを活用する等をしながら、気象情報をこまめに確認し、最新の情報を元に自分の住んでいる地域を知る、情報を必ず確認することが大切である。
と強調していた。
本日のセミナーを通じ、今後の自治会活動等地域貢献活勤に活用させていただくとともに、何時来るか不明の災害に備え、初動対応や自分・家族・近隣の命を守るため、地域防災力の向上等を目指していきます。