拉致問題を考える川口の集い【川口支部】 – https://keiyu110.org/activities/entry_19174/

拉致問題を考える川口の集い【川口支部】

2019年1月21日 更新

日本国(安倍内閣)の最重要課題の1つである北朝鮮の拉致問題は、昨年の米朝会談で早期帰国の実現が進展するかと思っていたが、未だかって暗礁に乗り上げている状況で、川口市からも拉致被害者「田口八重子さん」と特定失踪者「藤田進・井上克美・新木章・佐々木悦子さんの4人」の計5人(別添資料)が要ることから、1月12日(土)主催:川口市、後援:埼玉県等の「拉致問題を考える川口の集い~なぜ川口で拉致が行われたのか~」が、川口市内のフレンディア(キュポ・ラ4階)で開催されたので、日本国民として早期の帰国実現を要望のため、渡逢支部長以下3人が当「集い」に参加した。

当集いには、満席の300名を超え立ち見の参加者もおり、NHK(12日・土曜、午後7時からのニュースで放映)・読売新聞(13日・日曜)・埼玉新聞(13日・日曜)・日テレ等報道各社も大勢参列し、関心の深さと重要性が認識された。

開会あいさつ

奥ノ木信夫川口市長・関口京子川口市議会議長

第1部

講演(荒木和博氏 特定失踪者問題調査会代表・拓殖大学海外事情研究所教授)「なぜ川口で拉致が行われたのか」

昨年来の日本海沿岸での北朝鮮の木造船の漂着が相次ぎには、間違いなく工作員が乗船、上陸した可能性を証明、一昨年のミサイル発射中止から、不法上陸が増えている。この船には拉致被害者が日本を目指していた可能性はないだろうか?漂着した人から情報を得て、拉致問題解決につなげ、日本が主体的に仕掛けていく必要がある。・・

川口で在日韓国・朝鮮人が多かったから拉致が行われた。しかし、それは在日の人が加害者と言う意味ではなく、おそらく名乗り出られない家族・拉致被害者がいるのではないか。・・

と指摘・カ説していた。

映像紹介

38度線から見た北朝鮮~8家族の訴えをビデオ映像で紹介。

拉致被害者・特定失踪者ご家族の紹介

「田口八重子」さんの兄・姉・長男等4人・特定失踪者「藤田進」さんの兄等5人・計9人挨拶。

第2部

講演「拉致被害者家族の訴え」

飯塚繋雄氏(拉致被害者家族会代表・田口八重子さんの兄)

拉致問題発祥の地の川口で立ち上げて20年になる。40年前も日本政府は何も手を打たなかった。・・日本が被害者、相手は犯罪者である。どうしたら返してくれるかと結論づけて日朝会談をすべきである。・・一昨年トランプ大統領が訴えたのは、拉致問題を言ったのみで、返してくれと言うまではなかった。・・北朝鮮に拉致被害者を帰すという約束を取り付けることだったのにがっかりした。国際社会で北朝鮮を非難し、歩みを揃えて経済制裁を加えてほしい。焦ってはいけない。焦った上で間違った方向に行っては困る。何時被害者家族が帰れるか協議してほしい。着実に、一刻も早く。世論を維持していくかが重要で、利用すべき情報は全て利用して・・・

と訴えた。

飯塚耕一郎氏(拉致被害者家族会事務局次長・田口八重子さんの長男)

「母は、40年間帰ってこない。一昨年以来何ら進展していない。・・身の或る米朝首脳会談後、日朝会談をし、着実に帰国実現させる。核問題より拉致問題を最優先にして・・本当に時間が無くなっている・・今は、

  • 金正恩が帰国させると決断させること。
  • 皆さんの世論が必要、皆さんの怒りが必要、千2百万人の署名を北は受け止めている。
  • 母が拉致されて40年になる。既に死亡しているのではないかと言われるが、生きていることを前提にして取り組んでいる。今年こそ解決して正月を笑いたい。心から笑える日が迎えられるように・・

等々と、米朝会談・日朝会談の在り方と拉致被害者12名、特定失踪者883名+αの早期帰国実現を訴えた。

合唱(拉致問題を考える川口の会・川口市立高校音楽部合同合唱団)

「あなたを忘れない」・「ふるさと」

閉会挨拶(拉致問題を考える川口の会代表 前原博孝)

その訴えを聴講した者は、涙ぐむ者や盛んに拍手する者等々盛大、成功裏に終了し、大半が署名、募金、激励等をして、より一層の早期帰国実現が叫ばれていた。

支部長自身も、現職時、外事警察・スパイ事件に従事した経験から深い思惑を持ち、早期帰国を願っている一国民でもある。

クイーンズビラ<安心・信頼・誠実・真心>社会福祉法人 熊谷福祉の里