自治会単位の災害時の避難場所運営訓練への参加【浦和東支部】 – https://keiyu110.org/activities/entry_1984/

自治会単位の災害時の避難場所運営訓練への参加【浦和東支部】

2013年10月1日 更新

この度、緑区駒形自治会及び中丸自治会合同の自治会単位の災害時の避難場所運営訓練が行われ、浦和東支部会員も参加しました。

今回の訓練は、避難場所における運営訓練として初めて実施されたものであり、緑区役所職員及び防犯アドバイザー等の参加もありました。

実施日時

平成25年9月29日(日)9:00~12:00

実施場所

緑区複合公共施設「プラザイースト」1階及び3階

訓練参加者

  • 駒形自治会及び中丸自治会の自治会役員及び防災会役員 117名
  • 区役所職員 若干名
  • 福祉協会浦和東支部 支部長以下3名

自治会単位の災害時の避難場所運営訓練への参加【浦和東支部】

訓練内容

これまでの災害時の訓練は、参集訓練の他、救護、煙体験、震災者での体験、消火訓練等であったが、今回は「避難訓練運営訓練スケジュール及び訓練内容」のとおり、避難所を開設してからの「避難場所の運営」に力点を置いたものであり、自治会並びに区にとっても初体験のものであった。

自治会単位の災害時の避難場所運営訓練への参加【浦和東支部】

浦和東支部員は、訓練に直接参加することなく、OB災害協力員という立場でこれらの訓練状況を視察したが、参考となった項目は次のとおりであった。

  • 安否確認
    今回は、自治会の末端組織の組長が中心で参集したが、参集に先立ち、高齢者、病弱者等援護を必要とする者の安否を確認した後、これらの状況を名簿で報告したこと
  • 要救護者の避難訓練参加
    自力で移動困難な高齢者を車椅子の乗せて参加させ、実際の災害時の場面を想定し、困難性を疑似体験させたこと
  • 避難者カードの作成
    避難場所に到着した避難者に、「避難者カード」を作成してもらい、正確な把握に努めていたこと
  • 受付担当者等の明示
    担当者は、全員が白ヘルメット、赤のチョッキを纏い、避難者に一目で認識できるようにしたこと
  • ボードでの情報伝達
    避難者の参集状況や避難者の次の行き先等「白のボード」に記載し、避難者が喧騒の中でも確認できるようにしたこと

OB災害協力員の重要な任務の一つである「居住地域の被害の状況等の情報連絡」は、こうした自治会組織をしっかり把握しておき、こことの連絡を密にすることによって、早期に被害の実態把握が可能であり、警察の補完業務として貢献できるもとの感じられた。

警備・総合ビル管理・人材派遣のアシマ株式会社(さいたま市・川口市・川越市)