特殊詐欺被害防止を目的とした戸別訪問隊の活動について【浦和支部】
2019年3月6日 更新
戸別訪問隊出発式での齋藤浦和警察署副署長挨拶
浦和支部では、2月27日(水) に浦和警察署訓示室で開催された特殊詐欺「戸別訪問隊出発式」に、久保田副支部長以下4人の「振り込め詐欺防止アドバイザー」が出席しました。
埼玉県警察本部生活安全課員、浦和警察署員、浦和区役所職員、自治会役員等50人が集合しました。
冒頭、齋藤副署長から、昨年の管内の振り込め詐欺等の特殊詐欺は、約80件、被害額は約1億円に上ったが、今年は10件と前年を上回る発生となっている。特に、最近は「息子を騙る詐欺」から、「クレジットカードが不正使用されているのでカードを預かりたい。カードの交換手続きに必要なので暗証番号を教えてほしい等、デパート、家電量販店の店員や警察官等を騙る特殊詐欺被害」へ移行していることを教示されました。
特殊詐欺被害防止戸別訪問隊の活動状況
その後、警察官と合同で17班が組織され、浦和警察署管内の個人宅へ家庭訪問を行い、被害手口と被害に遭わないための対策を説明しながら、「特殊詐欺被害多発!!」「犯罪情報官ニュース」等のパンフレットを配布しました。戸別訪問時間は約2時間、実施家庭数は785軒に上りました。また、個別訪問途中で通行人に対しても、積極的に啓発活動を行いました。
戸別訪問をして気づいたことは、昼過ぎは7割強の高齢者が留守番をしており、結構、振り込め詐欺と思われる不審な電話が掛かっているということでした。このことからも、より真剣に高齢者に対する詐欺被害防止のための活動を行なわなければならないと、決意を新たにしました。