老人会員に対する詐欺被害防止活動の実施について【寄居支部】
2019年4月9日 更新
寄居支部(浅見支部長)においては、平素から寄居警察署と連携を密にして各種事件・事故の防止活動を実施しているところでありますが、当支部の成島支部員が地元神社の総代長の役職にあることから、神社清掃の奉仕活動に従事して頂いた老人会「武蔵野寿会」の皆様に、振り込め詐欺被害防止等の短時間講話を行ったので報告します。
開催日時
平成31年4月8日(月)午前10時から約10分間
開催場所
深谷市武蔵野地内「中郷八幡神社」境内
実施者
成島富男支部員
対象者
武蔵野寿会会員28名
実施状況
武蔵野寿会の皆様方
成島支部員は、地元「中郷八幡神社」の総代長の役職にあり、当神社の春季例大祭をはじめ夏祭り、秋祭りには、地元老人会組織である「武蔵野寿会」の皆様方が、祭典間近になると神社境内の清掃等奉仕活動を行ってくれることから、その都度謝辞を述べているところでありますが、本年1月に寄居警察署管内で87歳の女性が、長男の上司を名乗る男に現金700万円をだまし取られるという詐欺事件が発生したこと、また、「アポ電」による強盗殺人事件などが発生して世間が注目していることから、「武蔵野寿会」の方達もこれら事件に対し関心が高いと考え、4月の春季例大祭に向けた清掃活動の際に短時間講話をしようと考えて寄居警察署に相談したところ、「是非お願いしたい」と快諾をいただき、併せて啓発品も用意してくれたので、清掃活動終了後に振り込め詐欺防止の講話を実施しました。
初めに「変な電話がかかってきたことのある方いますか」との問いに、会員の一人から「裁判所からというはがきが来たことがあります。」との返答があり、この話を聞いた皆さんは、身近に詐欺の罠が迫っていることを改めて感じた様子でした。
そこで、「1月に寄居町で700万円を騙し取られた事件、現金の保管状況を確認する“アポ電”による強盗殺人事件。
また、元号が変わることでキャッシュカードの変更が必要だとしてキャッシュカードを騙し取る事件」等について説明し
- 絶対自分ひとりで判断しない
- 家族に相談、警察へ通報する
- 留守番電話に設定しておくことも有効
等について講話しました。
会員の皆様方は、「そのような電話がいつかかってくるかも知れない。電話で金の話が出たら警察や家族に相談する。いい話が聞けた」と理解を示し、講話は好評でした。
このような短時間講話は、当支部の浅見支部長も行っており、好評を得ているところで、今後も機会をみて実施していきたいと考えております。