平成25年度さいたま市防犯・暴力排除・交通安全市民大会へ参加【浦和東支部】
2013年11月28日 更新
開催日時
平成25年11月25日(月)午後2時から午後3時45分まで
開催場所
浦和区所在埼玉会館大ホール
支部の参加者
横津支部長、鈴木地区長の2名
開催状況
- 清水さいたま市長
- 北津浦和警察署長
の挨拶があり、北津署長からは、さいたま市内7警察署管内の刑法犯認知件数は約13,600件で前年に比べ約1, 600件減少していること、交通死亡事故についてはこれまで17名の方々が亡くなっていること等が紹介され、特に自転車による交通事故多発に伴い、市内道路の歩道を自転車と歩行者を分離する専用通行帯とする事業を推進中であるが、事故防止に相当の効果を上げていること、これから歳末を迎えるに当たり、例年の歳末特別警戒期間を前倒しし、12月1日から始める、等の挨拶がなされた。
続いて、
- 防犯功労の個人・団体
- 暴力排除功労の個人・団体
- 交通安全功労の個人・団体
46個人・29団体が表彰され、次に
- 大会宣言
- 講演「犯罪防止は家庭から」講師 萩谷麻衣子弁護士
が行われた。
萩谷弁護士は、実際に職務上取り扱ったオレオレ詐欺被害の実態、被害者の心理、証券詐欺、パチンコなどの攻略本詐欺、悪徳商法の実態、悪徳商法業者の一般家庭のマーキングの実態等身につまされる講演内容であり、今後の支部活動のオレオレ詐欺被害防止活動等におおいに参考となった。
主な内容
- 今年の振り込め詐欺の被害総額約400億円(前年360億円)
- 昨今は「オレオレ詐欺」から「母さん助けて詐欺」に変わってきている
- 自分は絶対に大丈夫だ、と思っている人の約半数が被害者になっている
- 被害者は、金銭的に余裕のある人が多く、これまでしっかり生きてきた、という自負があり自分の信じ込んだことを他人に相談する等のことをしない
- 公のこと(市役所、税務署、警察署等)を語られると、直ぐに信じ込んでしまう
- 昨今の手口は登場人物が極めて多く、それだけで、も被害者は参ってしまう
- 息子が困っている、という立場を考え、とにかく、まず今のトラブル状態を解消したい、という思いにかられる
- 行動を起こす前にまず息子に電話するのが一番
- ぱちんこなどの攻略本詐欺、本の差し込みはがき等に注意。ぱちんこなどは、もう1回やれば挽回出来る、という気持ちが強いようだ
- 裁判所から「はがきJ が送達されることは絶対にない。「特別送達」として封筒で送達される
- 悪徳商法にひっかかる8 割は、65 歳以上の高齢者
- 訪問する悪徳業者は、狙いを定めた家にはポストや玄関付近に小さなシールを貼るなどのマーキングをする場合があるので注意
- とにかく、突然降ってわいたような話には絶対乗らないこと
以上