浦和東警察署大震災訓練への参加結果について【浦和東支部】
2014年1月21日 更新
大震災訓練実施日時
平成26年1月17日(金)午前9時から午前11時まで
実施場所
浦和東警察署3階道場及び裏庭駐車場
参加者
- 警察署渋谷警察署長他署員50名
- 浦和東支部警察OB災害協力員6名(支部長、各地区長)
実施状況
浦和東警察署OB災害協力員カードの交付
訓練に先立ち、浦和東警察署警備課長から
「OB災害協力員カードを作成したので、既に配布済みの協力員証入りタッグ名刺と一緒に携行して活用いただきたい。」
として、OB災害協力員の個人名が記入され、裏側にはOB災害協力員としての「支援内容」が簡潔に記入されたカードが配布され、今後、これらの記載内容を念頭に活動することとした。
OB協力員が参加した主な訓練内容
簡易担架作成訓練
一枚の毛布を広げ、2本の警杖をわたしてこれを包み、その上に負傷者等を載せて搬送するものであり、硬いベット形式の担架より、はるかに現場に対応した取扱いが期待出来るものであった。
又、指導担当者が制服上衣を脱ぎ、これを毛布替わりにした担架を作成したが、極めて臨機応変の措置であると認められた。
AED取扱い訓練
道場に模擬人体2体を置いてAED使用訓練が実施されたが、指導担当者は取扱いを習熟しており、説明が簡潔明瞭で判り易く、初心者でも十分に理解できるもので、あった。
尚、OB災害協力員の中にAED取扱いの講習を受けた者がおり、
- 身体に貼布するシートの位置
- 対象者が幼児或いは妊婦だった場合の対応
- AEDと併用する人口呼吸のタイミング
- 同時に複数の対象があった場合の優先順位
等々について質問したが、いずれの質問項目に対しても明快な解答があり、参加者一向、指導担当者の習熟度に感嘆した。
滅灯時の発電発動機の取り扱い訓練
滅灯時の発電発動機を電源とする無線機器の取り扱いが実施された他、東日本大震災発生時の信号機滅灯時にフル活用された発電機の取り扱い訓練が行われたが、この発電機はまだまだ数が不足している、とのことであった。
放置車両等の移動訓練
車両の前後輪4か所を持ち上げ、人力により移動させるものであるが、僅かの凹凸に対応出来ない部分もあるが、平滑なアスフアルト道路等では威力を発揮するものと認められた。