自治会高齢者へのオレオレ詐欺被害防止短時間講話の実施について【浦和東支部】
2014年2月3日 更新
講話実施日時
平成26年1月27日(日) 午後2時からの会の冒頭10分間
実施の場所
さいたま市緑区中尾所在の駒形公会堂
講話を実施した会の名称
「第14回駒形おしゃべり会」
実施主体 尾間木地区駒形自治会福祉部
参加者
- 自治会内の75歳以上の男女高齢者 17名
- 自治会長他自治会福祉部役員 10名
実施状況
「おしゃべり会」は、高齢になり、外出の機会や他人との会話の機会を失いがちな高齢者が、出来るだけ介護を必要とする高齢者にならないよう、年2回自治会内の公会堂に会し、少しでもリフレッシュし、元気を回復し、生き甲斐を見出す場として、年2回開催されているものである。
今回は、近くの市立尾間木保育園の年長児童30名が訪れて参加者と一緒にクイズゲームや伝承手遊び看護師指導による簡単ストレッチ体操、そして本来の目的のそれぞれの雑談に花を咲かせたが、本職がオープン参加して、10分間の時間をいただき、浦和東警察署から提供のあった資料に基づき、高齢者であることから、簡潔に伝えることを旨とし、
- 昨年1年間で、県内ではオレオレ詐欺等が700件発生し、被害額が18億7千万円であったこと。
- さいたま市緑区内では、2件250万円の被害があったこと
- 手口は、息子の友人、知人を名乗る者が訪れて現金を受け取る「手渡し型」が急増していること
を説明し、その上で、守ってもらいたいこととして
- 高額な現金を家で保管しないこと
- まず息子、孫に確認すること
- 息子、孫以外の人には、絶対渡さないこと
を強く言い聞かせ、取り分け、息子、孫以外の人には絶対渡してはならない、警察や区役所、銀行等から現金を受け取りにくることは絶対にない、と念押しをして講話を終えたものである。
幸い、参加者の中から被害に遭った、電話が掛かってきた等の事実はなかったが、県内の被害総額には一様に驚きの表情を見せていた。
以上