第32回暴力追放・薬物乱用防止埼玉県民大会に参加について【大宮東支部】 – https://keiyu110.org/activities/entry_31388/

第32回暴力追放・薬物乱用防止埼玉県民大会に参加について【大宮東支部】

2022年11月10日 更新

大宮東支部では、11月7日(月)午後、埼玉会館大ホールにおいて開催された(公財)埼玉県暴力追放・薬物乱用防止センター及び埼玉県警察主催の「第32回暴力追放・薬物乱用防止埼玉県民大会」に副支部長以下3名の会員が参加しました。

コロナ禍で3年ぶりに開催された県民大会は2部構成。1部では、主催者の挨拶に続いて暴力追放活動及び暴力追放・薬物乱用防止活動に功労のあった17個人、11団体の表彰。次いで埼玉県議会議長、埼玉県公安委員会委員、さいたま地方検察庁検事正の祝辞、大会宣言が行われました。

大会宣言は、令和2年度暴力追放功労者表彰暴力追放栄誉銀賞受賞者細田英夫氏(富士見市)によって、「暴力を恐れない、暴力団に金を出さない、暴力団を利用しない、暴力団と交際しない、の実践と薬物乱用はダメ。ゼッタイ」などと力強く読み上げられ、参加者全員の拍手をもって確認されました。

2部では、埼玉弁護士会民事介入暴力対策委員会 弁護士 吉澤俊一氏による「悪質クレーマー対策の基本」と題した特別講演が約1時間行われました。

講演の中で吉澤弁護士は、「クレームは商品やサービスをより良いものにするために役立つ意見であり、適正に対処すれば顧客と企業の両者にメリットがある。一方、顧客等からの著しい迷惑行為(「カスタマ―ハラスメント」)は、これによって社員が精神障害をきたし、離職者や自殺者までも出る深刻な影響がでている。良好性のある要望や要求を目的にしているクレームとは大きく異なり、著しい迷惑行為による被害は最小限に抑える必要がある」などと述べた上で、自己の扱った事例を紹介しながら、悪質クレーマー対策の基本として、

  • 発生した場合、従業員1人任せにすることなく、組織的に対応すること。
  • 対策マニュアルを作成し、その研修を行うこと。
  • 記録や録音などにより証拠を残すこと。
  • いざという時には警察への通報や弁護士に相談すること。

の4点を強調。

県民大会は、定刻に終了しました。

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