秋の全国交通安全運動出発式への参加について【久喜支部】
2023年9月21日 更新
久喜支部では、地元の久喜署管内で開催された同出陣式への出席案内に基づき、会員に参加募集を行ったところ、支部長以下20名の会員から参加希望が集まり、当日は他団体とともに会場に整列参加し、団体代表による事故防止の呼びかけ挨拶の後、パトカー・白バイ・クラシックカーによる交通安全パレード、高校生交通安全標語表彰式、交通事故遺族体験講和に拍手で呼応するとともに、事故防止に対する協力姿勢を表明しました。
活動実施日
令和5年9月16日(土) 午前9時10分から11時50分までの間
場所
久喜市下早見140番地
久喜市総合文化会館前の正面広場及び同会館小ホール
参加者
久喜警察署員及び久喜市交通安全協会・久喜市安全運転管理者協会関係者など約150人
※当支部からは、坂本支部長以下20人が参加
状況
秋の交通安全運動出発式は、コロナの影響で4年前の9月以降の開催が縮小されていました。その間は、春・秋とも殆どが久喜署の裏庭で関係者代表2~5名程と署員20~30名の参加で行われており、今春の出陣式は雨で中止となる等、多数参加での式典へは久しぶりの出席となりました。
式典会場での当支部参加者は、県協会から配分を受けている「埼玉県警友会」と明記のチョッキ・帽子を全員が着装・整列し、改めて交通事故防止に寄与する立場を表明しました。
第1部
式典では、当支部長の他、久喜署・中山徹(新)署長、梅田久喜市長、藤井白岡市長、小西・久喜地区交通安全協会長、久喜地区安全運転管理者協会長が前面に並び、その対面に参加の各団体関係者が集合して開催されました。
他の団体は、久喜・白岡警察官友の会・みどりナンバーの会・埼玉県警備協会が参加していました。
開催挨拶の中で、久喜署・中山署長からは、開会の挨拶とともに県内及び久喜署管内での交通事故発生状況の報告に併せ、歩行者・自転車・年長者等の事故防止活動を9月21日(木)から9月30日(土)まで実施して行きたいとの訴えがあり、特に自転車乗車時のヘルメット着用努力義務について強調していました。
続いて、久喜市長・白岡市長・小西交通安全協会会長が登壇し、それぞれ参加者に対し事故防止対策への説明と訴えが行われました。
主催者等挨拶の後、会場脇に待機していたパトカー・白バイ・クラシックカーによる交通安全パレードが開催され、会場から久喜駅前ロータリーを往復す る交通安全パレードが行われ、主催者の配慮により坂本支部長が会を代表してクラシックカーに同乗し、同パレードに参加しました。
※当支部では、今回の出発式開催支援とともに平素の地元の治安活動への謝礼とし、会場脇で開催準備に当たっていた中山徹署長に、坂本支部長が支部を代表して「激励」を手渡し、喜んでいただきました。
第2部
出発式終了後、参加者は午前10時から開催された「高校生交通安全標語表彰式」に出席するため、同文化会館小ホールに移動しました。
会場では、久喜署管内に所在する久喜高校・久喜北陽高校・久喜工業高校・鷲宮高校・白岡高校の内、優秀標語作成高として「久喜高校」「久喜工業高校」の2高が選ばれ、同校の代表者が登壇し感謝状が手渡され、参加者からの拍手を受けました。
第3部
休憩を入れた後、「交通事故遺族体験講和」として川口市居住・パート勤務「早船麻里」氏が登壇し、1時間に亘り行われました。
3年前にも1回行われており、2回目とのことでした。
運転手は、携帯を持っての運転であったとのことです。加害者になってもいい、ではない。自分の身は自分で守る。実行する。人の命を守ることを実効して下さい。
相手の被告人から、謝罪を受けていません。刑務所で罪を償って欲しいと思いましたが、禁錮3年・執行猶予5年の判決でした。
雨の日で、合羽を着て傘無しで事故に遭いました。今考えると、ヘルメットを被っていれば命を無くすことは無かったと思います。
私自身、怖い思いをしたことがあります。出勤途中に友達が事故に遭ったとのことを聞き、仕事場に着いたが呼吸が苦しい状況が発生してしまいました。今思えば、ミキのことが思い浮かび、主人を呼んでもらい家に帰りました。今日と言う日を生きたかったと感じ、当たり前の時間を大切にして行きたいと思いました。
等、感情込めた講和が行われました。