令和6年暴力追放・薬物乱用防止埼玉県民大会への参加について【狭山支部】 – https://keiyu110.org/activities/entry_39661/

令和6年暴力追放・薬物乱用防止埼玉県民大会への参加について【狭山支部】

2024年11月26日 更新

狭山支部は、令和6年11月21日(木)、埼玉会館大ホールにおいて開催された標記の大会に石垣寛支部長他1名が参加しました。

同大会第一部は、暴力追放・薬物乱用防止の活動に功労のあった団体及び功労者への表彰が行われました。
当支部関連では、「いるま野農業協同組合」が活動功労団体として表彰されました。

第二部では、公益財団法人福岡県暴力追放運動推進センター専務理事 尾上芳信氏による「工藤會頂上作戦~その作戦から学ぶものは~」と題する特別講演を拝聴しました。

尾上氏は、福岡県警のOBであり、現役当時、北九州地区暴力団犯罪捜査課長として陣頭指揮をとり、全国で唯一の特定危険指定暴力団として認定されている五代目工藤會と対峙した方です。

工藤會と言えば、暴力団担当であった元警部に対する殺人事件の報道が頭に焼き付いていましたので非常に関心のある講演でした。

同氏の語りは、淡々としたものでしたが、とても充実した内容でした。

恐怖政治で絶対的な権力を握っていたトップに対して、無期懲役以上の実刑判決を勝ちとり、その支配力をそぎ取った後に、他の組員を一網打尽とするという戦略や、一旦不起訴となった殺人事件の再捜査からトップら最上級幹部の関与を証明する新たな証拠を掘り起こして実刑を勝ち取るという執念の捜査状況など、実に興味深いお話が盛り沢山でした。

同県警が市民と一体となった対策を進められ、現在の工藤會の勢力は全盛期の7割減となり、街には本来の明るい活気が戻っているそうです。

勇退後も意欲的に暴力追放に取り組まれておられる同氏に頭の下がる思いでお話を拝聴いたしました。

第三部では、県民との音の架け橋として活躍されている県警音楽隊の演奏とカラーカード隊の素敵な演技を楽しませていただきました。

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