消防署員による消火活動及びAED使用訓練への参加結果について【浦和東支部】
2015年1月26日 更新
浦和東警察署で行われたみだしの訓練に支部のOB災害協力員が参加した状況を報告致します。
訓練実施日時
平成27年1月23日(金)午前10時から11時30分まで
実施場所
浦和東警察署裏庭駐車場及び署3階道場
訓練参加者
緑区東消防署署員3名
浦和東警察署署員約35名
浦和東支部OB災害協力員4名
訓練状況
消火訓練
実際に浦和東警察署署員が携帯電話を使って「訓練の119番通報」を行い、訓練を開始したが、消防署員の模範演技では
- まず「火」を見たら、「火事だー、火事だー」と他の人に助けを求める、知らせることが大切
- 消火器の噴射は約15秒であること、到達距離は、3~5メートルであることの把握
- 風向きを把握し、風上から行う
など、極く基本的なことをしっかりわきまえるよう指導があり、その後OB災害協力員も参加しての消火訓練を行った。
AED使用訓練
消防署員が、模擬人体を使用して訓練が行われたが、
- 倒れた人に近づくには、「見て、聞いて、感じて」事に当たることが大切
- 初めの「呼びかけ」は、耳元で呼びかけ、反応がなかったら徐々に大きな声で肩を叩く等して行う
- 全く反応がなかったら、まず「気道確保」
- 胸骨を圧迫しての人工呼吸は、手をクロスして垂直に、しかも1分間に100回以上の速さで強く行う
- AED使用の際、これを取り出すとブザーが鳴るが、そのままにしておくことにより、他の人に知らせる効果がある
- 機械がAED使用の判断を下したら、メッセージに従い、確実に動作を行う。
特に、人工呼吸は、救急隊が到着するまで行う必要があり交代要員を確保することに配慮する
等の指導があった。
時間の関係で1名の警察官がこの訓練を実施したが、消防署員の模範訓練にも劣らないスムーズな動作を行って消防署員からも称賛されたが、
「警察学校で教わった」
と、こともなげに答え、若い警察官の知識の高さに感心するとともに、頼もしく感じた次第であった。