「JR上尾駅におけるテロ対策訓練」への参加について【上尾支部】 – https://keiyu110.org/activities/entry_11858/

「JR上尾駅におけるテロ対策訓練」への参加について【上尾支部】

2017年6月28日 更新

上尾警察署では、6月27日(火)、JR上尾駅構内において、上尾警察署テロ対策「彩の国」ネットワーク参加団体による「JR上尾駅における官民合同テロ対策訓練」を実施しました。

上尾支部では、同訓練に、茅根支部長以下6名が参加しました。

訓練には、上尾警察署員のほか、上尾市消防本部職員、JR上尾駅職員、上尾市役所職員、民間企業関係者等170名が参加しました。

訓練開始に先立ち、上尾警察署長、JR高崎支社調査役の挨拶と訓練説明、諸注意が行われました。その後、特別訓練指揮官として任命された上尾市に拠点を置く女子バレーボールチーム「上尾メディックス」の三浦選手と大室選手の訓練開始の号令で、想定に基ずく訓練を実施しました。

訓練想定

想定1 列車運行停止時における駅滞留者対応訓練

都内某所の駅で爆弾テロが発生、JR各線で運行が停止、上尾駅でも駅構内改札口付近で乗降客が滞留し始めたため、流入規制と広報を実施、更に階段で乗客が将棋倒しとなり負傷者が出たとの事故発生を想定して、JR、警察、消防職員等による119番通報、救護活動の訓練が行われました。

想定2 爆発物処理対応訓練

上尾駅ペデストリアンデッキ上で、不審な箱を通行人が発見、駅員に通報。

駅員は、爆発物容疑物件として、警察・消防へ通報を行い、情報の共有や  避難措置、爆発容疑物件を撤去する訓練を実施しました。

想定3 要人テロ対処警護訓練

JR上尾駅で下車した要人が、警察の警護体制の中、駅構内を移動中、歓送迎者に紛れ込んでいた暴漢が拳銃を発砲、危害を加えようとしたため、警護員による制圧検挙、要人の緊急避難措置訓練が行われました。

これらの訓練において、上尾支部員は、現場に居合せた乗降客として、避難誘導等の訓練に参加しました。


最後に、上尾市消防本部消防長による講評と三浦選手、大室選手の「テロを防止するためには、警察だけではなく、私たち選手を含めて、いろいろな団体が協力していく必要があると思います。これからも、テロを防止するため、上尾警察署テロ対策「彩の国」ネットワークの皆様の活動の発展を祈念致します。」と閉会の挨拶があり、訓練は終了しました。

今回の訓練は、実践的な内容で実施され、参加者が各訓練に真剣に取り組んでおり、警察、消防、鉄道その他関係機関の連携強化の重要性が確認出来たと思います。

これからも、危機意識を共有、不測の事態が発生した際に的確な対応が出来るよう、官民連携の訓練を積み重ね、能力の向上を図るために、支部としても、更なる支援協力をしてまいります。


訓練参加支部員一同

訓練参加者集合状況
(上尾警察署長の挨拶)

JR高崎支社調査役の挨拶

特別訓練指揮官の
訓練開始の号令

駅滞留者対応訓練状況
(想定1)

駅滞留者対応訓練状況
(想定1)

爆発物処理対応訓練の状況
(想定2)

爆発物処理対応訓練の状況
(想定2)

要人テロ対処警護訓練の状況
(想定3)

要人テロ対処警護訓練の状況
(想定3)
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