令和7年浦和警察署・浦和消防署合同防災訓練への参加について【浦和支部】
2025年9月16日 更新
9月4日(木)午前10時から、浦和消防署において、令和7年浦和警察署・浦和消防署合同防災訓練が行われ、浦和支部からは小菅支部長以下8人のOB災害協力員が参加しました。
今回は浦和警察署員約30人とともに、消防署内において浦和消防署員の指導を仰ぎ、災害発生時における心臓マッサージの要領、救命装置(AED)の使い方、火災発生時の消火訓練、煙トンネル内の避難方法等具体的な体験をさせていただきました。
そして、心臓マッサージは、肘を伸ばしたままで体をかぶせ体重を乗せて1分間に100回胸骨付近を強く圧迫すること。
AEDは、呼吸をしていない時に心臓マッサージを30回行い、2回人工呼吸をしても回復しない場合に使用する。
火災の煙の速さは、天井までは人が走るくらい、天井の伝い方は人が歩くくらいのスピードなので、避難の際は身体を低くして視界を確保しつつ、壁を手で触りながら出口に向かうこと。
粉末消火器は15秒くらいで使い切るので、火元から5メートルくらいに位置して、火元に向けて上から粉末を被せるように早期・的確に放射すること。
などの指導を受けました。
また、家の火災報知機は電池切れしている場合も考えて時々点検をすることや、さいたま市の火災発生原因は、1位放火、2位鍋をかけたコンロの消し忘れ、3位電気器具(プラグの埃・コードの踏みつけや強い束ね方・たこ足配線)であり、リチウム電池の熱・落下にも十分気をつけることなど、貴重な指導を受けることが出来ました。防犯指導の際に、アドバイスできる話題が増えました。
警察署からは、災害発生時はOB災害協力員として最寄りの交番に駆けつけて、自宅周辺の災害情報の収集や警察署への通報、地理教示などに当たるようにとの依頼がありました。
今回は、警察署の支援活動を行うことへの重要性を改めて感じることのできる実践的訓練の参加となりました。