「平成29年度犯罪被害者支援県民のつどい」への参加について【久喜支部】
2017年11月17日 更新
当支部では、先日、「さいたま市民会館うらわホール」にて開催された、みだしの集会へ、主催者からの要請に基づき会員の希望を募って参加し、犯罪被害者支援活動を理解するとともに、今後の協力姿勢等について参考にすることができました。
この状況について報告します。
1 開催日時
平成29年11月11日(土) 午後1時30分から4時30分頃まで
2 場所
さいたま市浦和区仲町2-10-22
さいたま市民会館うらわ ホール
3 主催者
埼玉県・埼玉県警察(犯罪被害者支援室)
公益社団法人 埼玉犯罪被害者援助センター
4 参加者
埼玉県知事(代理・飯島副知事)・春日部警察本部長(鈴木三男)・援助センター(澤崎理事長)等のほか、犯罪被害者支援団体
※当支部からは、遠藤支部長を始め 会員12名が参加
5 開催内容
(1)主催者挨拶・・20分
埼玉県副知事
埼玉県警察本部長
公益社団法人埼玉県犯罪被害者援助センター理事長
- 今年、県内各市町村の全てに窓口が出来た。
- 今年度、犯罪発生は減少しているが、性犯罪が多くなっている。また、交通事故も多発している。
- 1件1件に被害者がことを考えていかなければならない。
(2)第一部 表彰式・・35分
- 「命の大切さ・被害者支援等に関する感想文」等の優秀作品に対する表彰 ~県内の小・中・高校生10人に対し、前記主催者から手渡された。
- 受賞作品の発表 ~受章者一人一人が壇上で発表した。
(3)第二部
基調講演・・1時間
演題「犯罪被害者と隣人」
講師:毎日新聞記者
川名壮史 氏
・・自己紹介では、毎日新聞記者として現在16年目で、現在東京支社で働いている。
高校卒業後、大学時代を7年かけて卒業した。
最初の仕事は、長崎県佐世保支局であり、小規模の4人で仕事をしていた。
との話から始まり、同支局で「佐世保小学校6年生殺害事件」に遭遇したことを綴った。
被害者は、本人の上司である佐世保支局長の娘であり、突然カッターナイフで切られ間もなく死亡した。等当時の生々しい事情について語っていました。
犯罪被害に遭うと家族が結束するかと思うと、その反対もあった。
以後、佐世保支局を離れた現在も犯罪被害者の取材に関わっている。
等、切々と語り、支援の拍手を受けていました。
(4)第三部
- 埼玉県警音楽隊によるミニコンサート♪・・40分
- 埼玉県警音楽隊及びカラーガード隊による演奏・演技
最後には、アンコールの呼びかけに応じ、参加者からの拍手喝さいを受けていました。