令和8年埼玉県防犯のまちづくり県民大会について【狭山支部】 – https://keiyu110.org/activities/entry_49022/

令和8年埼玉県防犯のまちづくり県民大会について【狭山支部】

2026年10月20日 更新

狭山支部は、令和8年10月15日(木)、埼玉会館大ホールで開催された県民大会に参加しました。

大会次第によると、第一部では主催者あいさつ、来賓祝辞、表彰及び表彰伝達、大会宣言が行われ、第二部では防犯指導班「ひまわり」による寸劇と、市民防犯インストラクターの武田信彦氏による講演が行われました。

県内の治安情勢について

第一部のあいさつで、小澤孝文埼玉県警察本部長は、県内の刑法犯認知件数の推移について説明しました。平成16年のピーク時には18万件を超えていましたが、令和7年は、5万3,471件となり、約7割減少したとのことです。また、令和4年から44年連続で増加していた件数は、令和8年に入って減少傾向に転じたと述べました。

一方で小澤本部長は、犯罪の内容が変化しているため、身近な脅威への注意が必要と説明しました。特殊詐欺については、認知件数が減少傾向にある一方、被害額は過去最悪だった令和7年をさらに上回る状況とのことでした。

来賓祝辞では、荒木埼玉県議会議長が、令和7年度の窃盗・街頭犯罪等の約4割を自転車盗、車上ねらい、住宅侵入盗が占めると述べました。特に、自転車盗の増加が目立つとの説明がありました。

大会ではこのほか、子どもや女性を狙う重大事件、高齢者を狙う詐欺、SNSを通じた闇バイトなども取り上げられました。

防犯指導班「ひまわり」の寸劇

第二部では、防犯指導班「ひまわり」が、特殊詐欺の寸劇「ロマンス詐欺の手口について」を披露しました。寸劇では、SNSやマッチングアプリで知り合った相手が親近感や恋愛感情を抱かせて警戒心を解き、その後、架空の投資話や急な金銭の要求へ誘導する手口が紹介されました。

寸劇で示された注意点は、金銭を求められたときに一人で判断せず、家族や警察、専門窓口に確認・相談することです。また、家族や周囲の人が本人の行動や金銭の動きの変化に気づいた場合は、早めに声をかけ、相談につなげることが大切との内容でした。

武田信彦氏の講演

武田氏は「市民防犯インストラクター」として紹介され、講演「防犯活動が育む!地域と子どもたちの安全!」で、市民が取り組める防犯活動や地域の見守り、子どもの防犯について話しました。

市民による見守り活動

武田氏は、市民防犯を「一般市民ができる防犯」と説明しました。犯罪に直接立ち向かうのではなく、犯罪が起きにくい環境や、助け合える環境をつくることが大切とのことです。警察が犯罪に直接対応し、市民が地域で見守りの目をつくるという役割を理解し、協力することが必要と述べました。

また、地域で見守る人の姿を見せ、笑顔であいさつを交わすことは、犯罪が起きにくい環境づくりに加え、地域の防犯意識やつながり、安心にもつながると説明しました。

配布資料には、活動時の留意点として、明るい色の服やベストを着用すること、交差点などでは壁や障害物を背にして背後の安全を確保すること、二人で活動するときは互いの安全を確認しながら見守る範囲を分けることが記されていました。

子どもの安全を守るために

武田氏は、子どもの安全は、地域の見守り、保護者の付き添い、子ども自身の防犯力が重なって支えられると説明しました。講演資料では、子どもが一人になりやすい場面として、道、公園、トイレ、駐車場、スーパーやショッピングセンター、自転車置き場、家の近くの七つが挙げられています。場所だけでなく、子どもが一人になる時に目を向けることが大切との内容でした。

子どもに伝える六つの行動

  1. 一人にならない
  2. よく見る、よく聞く
  3. 手が届かない距離をとる
  4. はっきり断る
  5. 危険を感じたら逃げる
  6. 大声や防犯ブザーで周囲に知らせる

また、武田氏の配布資料には、大人が見守る際の注意点として、子どもに過度に接触しないこと、飲食物をあげないこと、私有地や車に入れないこと(緊急に保護する場合を除く)が示されていました。

クイーンズビラ<安心・信頼・誠実・真心>社会福祉法人 熊谷福祉の里