小学校教職員に対する刺股使用訓練の実施について【浦和東支部】
2014年9月2日 更新
浦和東支部では生徒の夏休み期間を利用して小学校教職員に対する刺股使用訓練を実施しました。
実施日時
平成26年8月28日(木)午前9時から午前11時
場所
さいたま市緑区所在 大東小学校3年3組教室内
訓練指導担当者
浦和警察署生活安全課職員 1名
福祉協会浦和東支部 木村地区長
訓練参加者
大東小学校教職員 38名
訓練の状況(木村地区長からの報告)
訓練想定
刃物を持った男が突然授業中の3年3組の教室に侵入し、訳の分からない大声でわめき、刃物を振り回している、とするもの。
訓練内容
訓練に先立ち、浦和警察署職員が、
- 授業中の児童生徒の避難誘導方法
- 教室等に備え付けられた「刺股」の使用方法
- 他の職員、児童生徒に知らせるホイッスルの使い方
等の基本的事項を指導した後、訓練を開始した。
この訓練は、例年この時期に実施しており、過去に訓練を体験した職員がいるものの、実際の訓練ては、犯人役の木村地区長の迫力ある演技にたじろぎ、
- 刺股がうまく使えない
- 知らせるための大声が出せない
- ホイッスルがうまく吹けない
などの状況が見られ、継続的な訓練の必要性が認められた、とのこと。
今後は、
- ホイッスルの吹鳴方法を、警察の「応援要求信号」と同じような吹鳴方法に統一
- 各教室に備え付けられている「催涙ガス」についても訓練で使用する
等を行い、より効果的な訓練としたい、とのことであった。